Amazonギフト券を安く買いたいけど、公式以外に買い方を知らないという人もいるでしょう。
Amazonギフト券は方法を理解してさえいれば、格安で買える機会がさまざまな場所で結構あります。
5~10%ほど安く買うだけなら方法はいくらでも存在します。
しかし、それにはリスクや注意点もあり、メリットだけ押さえた購入では不十分です。
今回の記事では、Amazonギフト券を格安で買う方法やリスクについてそれぞれ詳しく紹介します。
Amazonギフト券を安く買うことはできるか?
そもそも、Amazonギフト券は正規の値段以外に、安く買えるのかという疑問が生じます。
オークションなどでは額面よりも高い額で売っているケースもあるため、確実に安く買う方法の有無を知る必要があるのです。
ここでは、安く買える根拠について説明します。
Amazonギフト券を買う意味・目的
一般的にギフト券といえば、紙に金額として書かれた商品券を思い浮かべます。
しかし、Amazonギフト券では、カードや紙タイプ、Eメールタイプ、チャージタイプなど、さまざまな券種商品が販売されており、バリエーション豊富なギフト券です。
Amazonギフト券を買う人の多くは、Amazonの通販サイトで買い物をするか、誰かがギフトとして送信する事が挙げられます。
ギフトのコード番号さえ伝われば、それをアカウントに入力して誰でも買い物ができるのです。
購入時に記名やアカウント開設なども不要なため、誰でも使えて、誰にでも送れるという特徴があります。
つまり、
誰でも使えるということは、裏を返せば、誰かに売って、代金を引き換えに現金を得られる買取業者や売買取引なども成立します。
Amazonギフト券は安く買える
ギフト系の商品券のほとんどは、同額かそれ以上(額面以上の追加分あり)で購入するのが普通ですが、Amazonギフト券は公式販売でも同額、公式以外まで含めると同額未満で買えることです。
もちろん、公式外で額面以上の価格で売っているケースもあります。
ようするに、Amazonギフト券は想定より安く買えることが珍しくないのです。
もちろん、方法を知ってさえいれば、という但し書きはつきます。
Amazonギフト券を公式でしか買わない人は、額面より安い金額で買うことは基本的にできません。
公式以外で買えるのはEメール
稀にAmazonギフト券のカードタイプやギフトタイプなどを販売しているケースもありますが、基本的に取り扱っているのは券に書かれたコードのみで、その多くがEメール送付やモバイルのSNS送付で買われたものです。
通常、Amazonの公式通販サイトでは、さまざまなタイプが売られていて、選択肢も広いですが、安く買おうとした場合は基本的に券種の選択が難しいでしょう。
例えば、コンビニで買えるカードタイプは、コードとして英数字の番号を打ち込むことはできますが、あくまでもカードタイプのコード送付という形になります。
買い取る方もこういうカードタイプは詐欺利用や中身だけ抜かれるなどの被害に合うことも否定できないため、Eメールに限定するという業者が多いのです。
その影響で、扱われる多くはEメールにしているという現状があります。
Amazonギフト券が格安で買える背景
市場の需要が高い
Amazonギフト券が他のギフト券に比べて多く格安で販売されている理由はいくつかあります。
その1つが、市場の需要が高まり、供給量が増え、全体のギフト流通量が多くなったことです。
紙幣やモノの価値でも同じことがいえますが、たくさんあると値が下がって、安く売ることが可能になります。
逆に、市場に出回るAmazonギフト券がごく僅かだった場合、ここまで価格が安くなることはありません。
希少価値による上昇が見られるところを、たくさんの流通によって安く買える機会が増えているというわけです。
使用先がAmazonだけ
Amazonギフト券を安く買えるもう1つの理由が、使用先が限定されることで、選択肢が狭まり、利用価値がはっきりしていることです。
ギフト券の中には万能に使えるスーパーやコンビニ利用の商品券が存在します。
しかし、Amazonギフト券を入手して使える先は、Amazonの通販サイトだけです。
コンビニやスーパー、百貨店などで支払いに使うことはできません。
売りたい人がいる
さまざまなギフト券が世に出回る中で、国内で広く売買が成立しているのがAmazonギフト券です。
格安で買える背景として、売買の活発化も理由の1つです。
Amazonギフト券を安く買いたいという人がいる一方で、売買が成立するのは、売りたい人がいるからです。
売りたい人が入手したギフト券をさばきたいときに、安く売る方法が手っ取り早いといえます。
特に、早く売りたい時、安さに注目するユーザーを集めるのが格安販売の目的です。
安く買える市場が形成されている場合に、高く売ろうとしてもすぐには難しいこともあります。
全体として、買いたい人がいて、安く買えるようになったことが、Amazonギフト券の格安購入の機会を作り出しているのです。
Amazonギフト券を割引でお得に買う方法
オークションやフリマ、金券ショップで購入する
安い値段でAmazonギフト券を買うには、通常、オークションやフリマ、金券ショップなどの方法を使うのが一般的です。
なぜなら、Amazonギフト券に限らず、さまざまな商品や金券を格安で販売しているため、Amazonギフト券が安く売られていても不思議ではなく、ユーザーにとっては身近な購入場所といえます。
そのため、「Amazonギフト券を安く買う=オークションやフリマ、金券ショップ」という認識になるわけです。
また、フリマは出品自体に制限があるケースがほとんどで、出品や取り扱い自体が禁止のケースもあります。
確かにフリマはさまざまなものを安く買う機会がありますが、Amazonギフト券を売っていないということはあり得るのです。
さらに、金券ショップは実店舗などで使わないギフト券を置かない傾向にあるため、いくら需要があってもAmazonギフト券を取り扱っているかどうかはショップによって異なります。
したがって、全国どこでも金券ショップがAmazonギフト券を売っているわけではなく、中には取り扱いしているくらいのごく限られた機会です。
格安販売サイト(買取あり)の利用
Amazonギフト券が普段から安い価格で買える方法として、格安販売サイトでの購入があります。
一方で、買取をしている業者が提供する販売サイトやオークションのように大勢のユーザーがAmazonギフト券を取引できる総合的なサイトなどは多岐にわたります。
しかし、多数のギフト販売には、個人購入ではなく、たいてい業者による出品となり、専用の販売サイトなら、業者がいくつかのルートで入手したAmazonギフト券を10%前後下げて格安でいつも売っています。
特典・公式ポイントの利用
Amazonギフト券を安く買うことをイメージした際に、値段が安くなっていることを想定することは珍しくありません。
しかし、格安で買うことが必ずしも値段を下げていることとイコールとは限りません。
それがサービス特典や公式ポイントの利用です。
例えば、クレジットカードの申込みなどと一緒に行うことで、買い物時にAmazonポイントが付くことです。
ギフト券の購入と併用して、クレジットカードを使ったポイント還元は、申込時とAmazonギフト券購入時にそれぞれ付きます。
ポイントのギフト券交換
公式特典を使わなくても、クレジットカードやクレジット式プリペイドで買い物して、独自のポイントをゲットすることもできます。
ポイントを使えば、それだけ安く買ったことになる機会が生まれます。
つまり、ポイントのギフト券交換や他のギフト商品の引き換えです。
ポイントの多くは10pt=1円や100pt=1円、中には高還元率で1pt=1円のように使えることがあり、5,000円分のAmazonギフト券なら5,000pt~でギフト交換できる仕組みです。
ポイントを貯めれば費用負担なく、ポイント消費だけでAmazonギフト券を入手できるため、安く買えたということになります。
安く買ったギフト券の買取店による業者換金の魅力と注意点
ギフト券を買取業者に持ち込む
格安のAmazonギフト券を入手した場合の選択肢は主に3つあります。
- 自分でAmazonアカウントにコードを入力して、買い物に使う
- ギフトとして誰かに送付する
- 買取業者に持ち込んで換金する
特に重要なのが3つめの買取業者に持ち込んで換金することです。
もし、安く買って、使わないときに売りたいときは、買取業者に持ち込みます。
オークションなどの選択肢もありますが、その場で売れる確証がなく、時間がかかるケースもあるからです。
ただちに現金化したいという場合にオークションは向きません。
そのため、買取業者に買取を依頼します。
入手先や方法を聞かれることがある(公式以外の購入の買取は認めない等)
業者換金によるAmazonギフト券の現金化では、入手先や購入の決済方法を聞かれることがあります。
例えば、10万円の買取を依頼した際に、このAmazonギフト券を「どこで購入したのか(公式で購入したか)」、「クレジットカードで決済したか」などを聞かれることです。
質問として情報収集で聞く場合もあれば、買取条件が決まっていてその確認のために聞く場合があります。
前者は問題ありませんが、後者の場合は正確に受け答えして、もし公式以外で安く手に入れた場合は、条件次第で買取を諦める必要があります。
ネット業者のお店買取で売買するときの選ぶ基準
(実質)換金率
Amazonギフト券の買取で最も重要な基準となるのが換金率です。
ギフト買取業者に限れば、優良な業者ほど高い換金率で提供しています。
ただし、換金率表が高いのではなく、実際の取引価格が高いことです。
悪質業者やグレーの業者になってくると、換金率表は高くして広告効果を得る反面、実際の買取では5~6割、場合によっては5割を切るというような、あからさまな業者もいます。
そのため、実際の換金率を確認することです。
できれば7~8割の業者を利用し、9割以上の業者は警戒する(実際は低くなるか、別の悪い部分がある等をチェックする)とよいでしょう。
迅速性
換金で大事なのがスピーディに現金と交換できることです。
キャッシュとして現金を必要とする人の多くは、現金でしか払えない請求書支払いや祝い金や香典用意、他の現金利用など、現金が不足するために仕方なくギフトを現金化して買取に出します。
その際に、申込みや手続き後から何日もかかってしまっては、現金が入手できるまで待つ時間が生じます。
優良取引実績
Amazonギフト券の買取業者は、入れ替わりが激しい業態として知られており、「少し前にあったサイトが閉鎖されて、また別のサイトがオープンした」などは決してめったに起こることなどではなく、頻発しています。
中には、悪い口コミや取引を隠したくて、新規一掃することを目的にドメインを買える悪質業者のケースもあります。
そのため、優良業者選びには、優良取引の実績を重ねているところを選ぶことです。
口コミや評価がほとんど見つからない業者は、本当に新規か、あるいは履歴を消すような名称変更・ドメイン変更などをしています。
個人情報の取り扱い
買取では身分証や個人情報の提出を必要とするため、基本的に業者に個人情報の取扱レベルが一任されています。
たとえ、換金率やスピードで優れている業者であっても、個人情報が外に漏れてしまうような業者は利用すべきではありません。
換金率等の選定条件が少し下がったとしても、下手な業者よりかはまだ大手の業者の方が安心です。
個人情報で漏洩事故などを起こした過去がないかのチェックは必須です。
もちろん、わからない業者も頻繁にあるため、そこは評判などを調べる以外に方法はありません。
会社情報やサイトがしっかりしている
買取業者を利用する際に真っ先に調べたいのが会社情報やサイトの情報量です。
後ろめたい業者ほど、情報を隠して蛋白なサイト構成になっており、ランディングページのように広告のような文言ばかりになりがちです。
しっかりサービス内容や換金率の細かな条件などを記載しているところを選びましょう。
また、住所記載がビル名までしっかり書かれているかや社長・経営者の名前の記載、企業電話番号などの有無なども確認しておけば後々安心です。
最安で買うメリット
お得になる(費用負担を減らせる)
Amazonギフト券を最も安い価格で買うメリットは、購入代金をお得に節約できることです。
本来、額面と同額の支払いになるところを額面より安く買うことで、その分を何割か減らせます。
例えば、1万円のAmazonギフト券を9,200円で購入できれば、800円安く買えたことになり、1万円分は額面通りに使えるため、800円得するわけです。
買取したときの利益が大きくなる
ショッピングで利用する場合には、現金にはなりませんが、何割か得します。
しかし、買取の場合には、得ではなく、得られる現金の手取りが大きくなることがメリットです。
一般的に、買取では10万円で買い取ると7万~8万円、高くても9万円ほどです。
しかし、9万円で買うことができれば、元の額が10万と9万で1万円低く入手できるため、買取したときの差額分だけ購入時の支払額が減って、現金は10万円でしか入ってこなかったものが9万円で入ってくることから1万円のプラスを生じさせます。
安いAmazonギフト券を購入するデメリット・リスク
登録できないことがある(使用済み、番号違いなど)
安く買ったAmazonギフト券を使う場合のリスクやデメリットとして、使えないケースがあることです。
元々、Amazonギフト券は公式で入手して、それをギフトとして受け取ったり、本人が使用したりします。
しかし、送り手が赤の他人で、実費負担で販売して安く入手する場合には、第三者が故の危険が伴います。
つまり、取引して得たはずのAmazonギフト券が登録できない状態で、使えないなどのケースです。
特に売買サイトではそのリスクが高いといえます。
例えば、オークションやフリマであれば使えなかった場合に受け取りできないとして話し合いや返金などを相手に求めることができます。
それに、システム的に返金される場合もあるでしょう。
しかし、売買サイトの場合、一度買ったAmazonギフト券の返金を求めることができず、泣き寝入りとなることが度々起こります。
購入後の登録作業に時間制限
Amazonギフト券を格安で購入した場合に売買サイトなどを使うと、登録までの時間制限が生じます。
そのため、購入後の多くが自己責任として使えなかった場合にも処理されます。
金額が異なる
稀に、使用はできても額面が異なるなどのトラブルが生じることがあります。
こういうケースに直面した場合、売買サイトでは、個人間のやり取りでこれを解決しなければならないことです。
例えば、10万円購入したはずが実際の額面は1万円だった場合などです。
上記の例には、単純に間違えた場合や意図的に出品された場合、買取業者が知らずに掴まされた場合などのケースがあります。
実際にアカウント登録するまでは額面もわからないため、こういうことが起こりやすいのです。
Amazonが公式以外での購入を規約違反としている
Amazonギフト券は基本的に公式以外で買うことは正式に認められていません。
規約に上記の旨を記載しており、それでも買う場合には、自己責任で補償などもないとしています。
特にサポートでは、具体的に買取業者の名前を上げて、利用し内容に促し、利用した場合に対応しないことを明記しています。
Amazonギフト券を格安で購入する場合は自己責任でリスクに気をつけよう
今回は、Amazonギフト券を安く手に入れる方法や買取業者の選び方、安く買うことのリスクなどについて取り上げました。
安く買ってショッピング利用や現金化はたしかにお得ですが、中にはリスクのあるAmazonギフト券の激安購入もあり得るため、アカウントの凍結や使用できないなどのリスクを天秤にかけて、自己責任のうえで入手しましょう。
それさえできれば、お得で安くAmazonギフト券が手に入ります。