amazonギフト券の残高が消えたときのチェックポイントは?

amazonギフト券 残高が消えた

ライター:ひかる

amazonギフト券はギフトとして便利に使われる反面、残高が消えるなどのトラブルが起きることもあります

第三者の不正利用など不安な面もあるでしょう。

しかし、そのほとんどはシステムエラーなどによるアマゾン側の問題ではなく、利用者の錯覚・誤解や期限忘れなどが原因です。

今回紹介する記事では、amazonギフト券の残高が消えた本当の理由やamazonギフト券が第三者に万が一使われた際に対処する方法について解説します。

amazonギフト券の残高が消えた原因

amazonギフト券の残高が消えた原因
amazonギフト券の残高が消える原因には、さまざまなものが挙げられます。

まずは、購入・入手したamazonギフト券の残高が消えた原因についてです。

「消えた」とは、文字通りアカウントにチャージしようとしても予定の金額がチャージできない状態です。

残高チェックに対しても、0円(残り残高なし)や元々の予定金額から少ない(大幅に減っている)、チャージできない(チャージの実行が不可能)などの場合があります。

それがうっかりミスや確認間違いでないとすれば、大きく2つの原因である「有効期限切れ」「詐欺・不正利用の残高取り消し」が有力です。

amazonギフト券の残高が消えた原因
  1. amazonギフト券の有効期限切れ
  2. 詐欺案件・amazonギフト券の不正利用
  3. すでにチャージしたのを失念していた
  4. システムエラー(amazon側の問題)
大変だ!amazonギフト券の残高が消えてしまった。一体何が原因なんだ?
amazonギフト券の残高が消える原因にはいくつかある。まず、amazonギフト券の有効期限が切れていた場合や不正利用、チャージのダブリ(錯覚・勘違い)などだ。amazonギフト券を確認するときに間違えるうっかりミスというのもある。
amazonギフト券の有効期限なんてあるのか?切れると残高がなくなるってこと?
有効期限は購入時に必ず設定されているぞ。それから『有効期限が切れると使えなくなって残高がなくなる』って勘違いする人も多いけど、実は残高自体は消えていないんだ。
本当なのか?じゃあどすれば良いんだ?
残高を復活させる方法があるんだ。それは、カスタマーサービスにお願いしてもう1年有効期限を伸ばしてもらう方法だ。完全に期限が切れた状態のギフト券に一度だけ使える起死回生の方法なんだ。
それは便利なサービスだな。有効期限が切れていたらまずは試してみようかな。でも有効期限が切れていないのにチャージができなかったらどうする?
別の原因を考えてみて対処するんだ。そのためにも、さっそくよくあるパターンについて確認していこう。

amazonギフト券の有効期限切れ

以前購入したamazonギフト券がチャージできなくなっていた場合に疑うべきはamazonギフト券の有効期限切れです。

amazonギフト券は券種や購入日により有効期限がそれぞれ設定されていて、購入時に記載されていた有効期限を過ぎると使えなくなってしまいます。

10年の有効期限があるものもあれば、2017年以前の特定券種で1~3年しかないものもあります。

しかし、有効期限が切れたら残高が消えてしまうというわけではありません。

有効期限が切れるとチャージできなくなりますが、カスタマーサービスで有効期限を1年だけ延長してもらうことが可能です。

詐欺案件・amazonギフト券の不正利用

詐欺案件・amazonギフト券の不正利用
amazonギフト券が使用不能や残高0になる原因の一つに詐欺案件不正利用の可能性が挙げられます。

詐欺案件はギフト券の購入が転売サイトなどを使っており、そのギフト券が詐欺などの犯罪で入手したものとアマゾンが判断し、一方的に使用不能となるのです。

ようするにギフト券の凍結です。自分は犯罪性のある行為でamazonギフト券を入手していなくても詐欺(犯罪)案件として処理されてしまい、結果的に使えないというケースです。

上記は、アマゾン公式サイトでギフト券を購入するケースでは起こりません

一方、アマゾン公式サイトで購入して起きる不正利用は詐欺案件とはまったく違います

通常、公式サイトで直接購入したギフト券が凍結されることはないからです。

つまり人為的に第三者が引き起こされた犯罪被害です。

メールアカウントハックや情報漏えい、amazonギフト券の盗難などからコード番号を知り、それを第三者がアカウントに登録してしまうという被害です。

すでにチャージしたのを失念していた

稀なケースとして、amazonギフト券の残高がなくなって使えないという場合にチャージしたことを忘れていたという事例が挙げられます。

先程も述べたように一度チャージするとギフト券の残高が0円となり使えなくなります。

つまり、amazonギフト券は正常にアカウントにチャージされている、あるいは間違えてチャージしてしまった場合に、amazonギフト券の残高は失われており、それを再確認すれば残高がなくなっているのは当たり前です。

他にも、アカウントにチャージする作業の際に、読み込みの問題でギフト券が登録できないエラーが表示されることがあります。

なんでエラーが表示されるんだ?
これは後述するアマゾン側のシステムエラーではなく、2回ボタンを押すことにより、すでにチャージされた残高をもう一度チャージしようとして失敗するんだ。そんなパターンだ。
その時はどうすれば正解なんだ?
この場合、きちんとアマゾンのアカウントで再度ギフト券残高を確認すれば間違いなくチャージされていることを確認できるぞ。2度めのチャージにエラ-が起きるのは自然だ。3000円分をチャージした後、同じ券でもう一度チャージすることはできないのはわかるよな。このように、一度チャージしたものを再チャージするケースではギフト残高が失われたと早とちりしてしまうこともあるんだ。
なるほどな。チャージはもう済んでいたってことだな。

システムエラー(amazon側の問題)

非常に稀なケースとして、amazonギフト券の残高がシステムエラーにより使用不可や0円になってしまう場合が挙げられます。

システムエラーは個人が使えないだけでなく、全体でシステムエラーの影響が起き、多くの人が使えなくなるという点でこれまでの原因と異なるのです。

その人に何の落ち度もなく、犯罪のギフト券も使っておらず、不正利用の被害も受けていない。

そのようなケースでは、システムエラーが原因とするのが有力です。

この場合の確認方法としては、カスタマーセンターに連絡するのはもちろんのこと、リアルタイムの声をSNSなどで披露とシステムエラーの影響が自分以外にも出ているなどしているので、他に同じような事例が起きていないか確認してエラーかどうか情報を集めて独自に判断することもできます

アカウントのチャージ残高が消えた理由

アカウントのチャージ残高が消えた理由
次に、アカウントにチャージした残高が消えた場合の原因について考えましょう。

アカウントのチャージ残高が消えた理由
  1. 支払いの一部として決済された
  2. 発送の状態で残高が使われたままになっている
  3. 買い物キャンセル後に反映に時間がかかっている
  4. 不正利用(アカウントハックなど)
アカウント内にチャージした残高が消えたときは何が原因なんだ?
これまでamazonギフト券の残高そのものが消失したり、使用不可になった場合について紹介したよな。けど、アカウントのチャージ残高が消えた場合は全く別の理由があるんだ。具体的には、決済として自動で使われていたケースやアカウントハックで不正利用されたケース、キャンセルの残高の戻しにシステムが追いついていないなどだ。
不正利用はamazonギフト券の残高でも出てきたけどなにか違いがあるのか?
大きな違いとして、ギフト券は第三者がギフト贈呈として受け取れるようになっているから英数字コードの登録は誰でも使えるけど、アカウントにチャージした残高そのものはアカウント管理者本人しか使えないんだ。つまり、キャンセルや勘違いなどを除けば不正利用を受けた可能性が強まり、しかも不正利用にはアカウントのパスワードなどが流失したことも十分に考えられるんだ。
それって大変じゃないか?どうすれば良いんだ。
まずは、カスタマーサービスに連絡して対処してもらうことだな。けど、不正利用じゃない場合は、自動でギフト券残高が消費されたってケースが多いんだ。実際、知らないうちに残高を使っていて消えたと錯覚することはよくあるぞ。
そうか、残高が消えたときは不正利用の前に、まずは自動で残高を消化してしまっていないか確認すべきなんだな。

支払いの一部として決済された

まずアカウントのチャージ残高が消えた理由としてよく起こるのが支払いの一部として使われてしまった場合(過去の決済が原因のケース)です。

アマゾンは通販大手として買い物の決済手段を多彩に用意しており、その1つに「amazonギフト券の残高=アカウント内チャージ残高」があります。

amazonギフト券を使う場合、他の決済方法とは違って自動的に残高から引いた金額をクレジットカードや電子マネーに請求するという方式をとっているためです。

例えば、500円の買い物のうち、200円分のamazonギフト券残高があれば、自動的に会計の段階で500円-200円=300円(amazonギフト券残高を引いた金額)を請求されます。

それは小計の場所に表示されていますが、利用者は普段は気づかずにamazonギフト券残高を使っていることも珍しくありません。

そのため、支払いの一部として決済された事に気づかず、残高が消えてしまったと錯覚してしまうことがあるのです。

発送の状態で残高が使われたままになっている

アマゾンの買い物では、amazonギフト券と同時に別の支払方法と組み合わせることが可能です。

しかし、うっかりそのことを忘れて未発送状態の商品が存在するとアカウント内チャージ残高が戻らず使われたまま消えたと錯覚・勘違いしてしまうことがあります。

確かに商品は届かず、キャンセルもしていない状態では、決済方法が更新されない限りamazonギフト券の残高は消えたように見えるのです。

未発送状態は商品をキャンセルするか支払い方法を切り替えて商品を発送するかしかありません。

その際に使われたamazonギフト券の残高は、キャンセル以外はそのまま使われた状態となるアカウントには戻ってきません

どうしてキャンセル待ちの状態だとギフト券の残高が戻らないんだ?
主な理由は、クレジットカードなどの支払額をギフト券残高から引いた額を請求するシステムにあるんだ。ギフト券を支払い前に変更してしまうと、そもそもカードへの請求額が変化するから、支払額を固定するためにギフト券残高は動かせないようになっているんだ。だから一度使った残高を変更することはできず、一度買い物をキャンセルするしかない。ギフト券の利用額を途中で増やすことはでできても減らして戻すことはできないってことだ。
確かに、それを知らないと、ギフト券残高が消えたように錯覚するな。

買い物キャンセル後に反映に時間がかかっている

買い物キャンセル後に反映に時間がかかっている
amazonギフト券をアカウント内にチャージして登録した後に買い物をするとアカウント内の表示残高から引かれることはすでに述べました。

そのうえで、買い物をキャンセルすると、残高が失われた状態から戻るまで多少の時間がかかる場合があります。

例えば、一度買い物を完了して注文手続きを進めた際にタイムラグが生じます。

それだけであれば、買い物の後、少し時間をおいてから再度確認するだけで残高を確認できる状態になり、キャンセルして使った分のギフト券残高は通常もとの金額に戻っています

ただし、毎回すぐに反映されるとは限らないため、タイミングによってはキャンセルの反映が間に合わないことがあり、そのとき残高が消えたと考えてしまう方もいるでしょう。

不正利用(アカウントハックなど)

チャージ残高がいつのまにか消えている最悪のケースとしては、不正利用が挙げられます。

不正利用はギフト券が勝手に使われるのとはまた意味が違い、アカウントそのものがハックされていないと使われないことから、アドレスやパスワードが第三者に流出している事が前提となります。

つまり、そのまま同じID・パスワードでアカウントを使い続けるとまた同じ被害を受けることが十分にありえるのです。

そのため、不正利用だと判明した場合は、すぐさまID・パスワードの変更をして、その事実をカスタマーサービスに連絡することが大切です。

amazonギフト券の残高が消えたときの対処法

amazonギフト券の残高が消えたときの対処法

  • カスタマーサービスに問い合わせる
  • 時間をおいて再度確認する
amazonギフト券の残高が消えたときはまず何をすれば良いんだ?
最初に原因を探ることだ。しかし、勘違いやミスが重なっていると自分ではわからないこともある。手順としては、ギフト券なら購入履歴から残高や使用状況をチェックして、それでも問題ないのに使えないときはギフトの凍結や不正利用による詐欺などを疑うんだ。アカウント内残高の消失なら、まずは購入履歴から最近商品を買っていないか確認し、自分のアカウントであることなども再チェックする。それでも原因がわからないときは、不正利用を考慮してカスタマーサービスに連絡するんだ。
最終的にギフト券がなくなった問題が解決しないときはカスタマーサービスに連絡するで良さそうだ。
もちろん、ギフトの反映の問題で時間をおけば良いこともあるから、焦ってパニックを起こさないように慎重に確認作業を進めていけば大丈夫だ。

カスタマーサービスに問い合わせる

amazonギフト券の残高が消えたときの対処法としての選択肢は、カスタマーサービスに問い合わせることです。

すでにアマゾンでは顧客対応で何度も似たような状況が報告されており、その中から最善の対処をしてくれるでしょう。

特に自分だけではなぜ残高が消えたのかわからない際は、そのヒントをカスタマーサービスがくれることもあります。

このようにして、カスタマーサービスを通してトラブルや問題を解決し、一人でなんとかしようとして無駄に労力を消費するよりも時間を短縮することも可能です。

時間をおいて再度確認する

カスタマーサービスを使うほどではないが、とりあえず消えてしまったときにはまず時間をおいて確認するという手段があります。

これは、不正利用などではないと確信しているが、キャンセル待ちの残高反映は何故か行われないという際にシステムの反映を待つ方法として有効でしょう。

amazonギフト券の残高が消えたら焦らず理由を確認

amazonギフト券の残高が消えたら焦らず理由を確認
amazonギフト券の残高が消えた際に、amazonギフト券の残高とアカウント内の残高の2パターンに分けて消えた原因とその対処について説明しました。

残高が消えたことを確認した際に不正利用や犯罪を疑うのは良いでしょう。

しかし、他の理由でちょっとしたミスや勘違いなことも十分にあります。

特に有効期限切れで残高がなくなったと間違った認識で早々に処分しないことは重要です。

有効期限が切れて残高が消えたように錯覚しても有効期限を引き伸ばす手続きができるためです。

したがって、amazonギフト券の残高が消えたら焦らずにまずは原因を探り、それでもわからないときはカスタマーサービスに連絡するか、時間をおいて再度確認しましょう。

amazonギフト券の残高が消えたとき

  • amazonギフト券の有効期限切れ
  • 詐欺案件や不正利用の可能性
  • カスタマーサービスに問い合わせる