資金繰りが苦しい時に限って発生するのが手持ち資金では対応できない想定外の支払いで、ファクタリングで資金調達できたから支払えたというケースは珍しくありません。
保有する売掛債権を譲渡・売却して資金に置き換えるファクタリングは、融資より資金調達速度が速く、無担保・無保証人・無金利・無返済で資金繰りできるのが魅力です。
しかし多くのファクターは平日の09:00~19:00などの営業時間内しか利用できず、土日祝日や営業時間外に突発的に資金調達の必要に迫られた場合には対応できません。
年中無休・24時間体制で必要なタイミングの資金調達に対応するファクターを掴んでおけば、突発的な資金ショートにも安心して対処できるので「えんナビ」をご紹介します。
24時間・365日営業で必要なタイミングで資金調達できるファクター!「えんナビ」とは?
債権取引で資金調達するファクタリングは、金融庁の監督下に置かれず貸金業者以外も取扱えるという参入障壁の低さが影響して、既に非常に多くのファクターが存在します。
しかし「平日09:00~19:00」など営業時間が限定的で営業時間外や土日祝日は利用できないファクターが多く、突発的な資金繰りをファクタリングで行えないのが実状です。
そんななかでも年中無休・24時間体制の資金調達に対応するファクターが少数ながら存在するので、必要なタイミングで資金調達に活用できる「えんナビ」をご紹介します。
必要なタイミングで資金調達が可能!24時間・365日営業の「えんナビ」とは?
非常に多くのファクターが「平日09:00~19:00」など営業時間内でのみ債権取引を行っているなかで、24時間・365日体制で資金調達に対応しているのが「えんナビ」です。
公式サイトで確認できる「えんナビ」の企業概要は次表のとおりです。
会社名 | 屋号「えんナビ」:株式会社インターテック |
所在地 | 東京都台東区東上野3丁目5-9 本池田第二ビル4階 |
電話番号 | フリーダイヤル0120-007-567 |
公式サイト | https://ennavi.org/ |
設立年月 | 非公開 |
取引方法 | 非公開 |
取引速度 | 即日~ |
営業時間 | 24時間365日対応 |
資本金 | 非公開 |
事業内容 | 非公開 |
公式サイト内では設立年月・取引方法・資本金・事業内容が公表されていませんが、今回の調査で「えんナビ」の設立年月が2017年4月であることが確認できました。
また取引方法は二社間取引・三社間取引で、一括・医療報酬・介護報酬ファクタリングの取扱いを行うファクターであることも確認できました。
さらに「えんナビ」は資金コンサルティングも行っていることが確認できたので、事業内容はファクタリング事業と資金コンサルティング事業であると判断できます。
公式サイト内ではファクタリングの仕組みや利用条件などが判りやすい形で紹介されていて、必要最小限に限定された公開情報でも不信感を感じさせない好感を持てるものです。
24時間・365日対応で「えんナビ」が提供するファクタリングとは?
年中無休・24時間対応で必要なタイミングでの資金調達に対応する「えんナビ」では、30~5,000万円をファクタリングで調達することができます。
多くのファクターは次に挙げる理由で個人事業主の利用に対応していない傾向にあり、個人事業主が資金調達に活用できるファクターは少数派であるのが実状です。
- 個人事業主は保有債券規模が小さく得られる利益が少額な傾向にある
- 個人事業主は継続的な安定取引が期待できない傾向になる
- 個人事業主保有の売掛債権は売掛先の信頼性が高くない傾向にある
- 個人事業主保有の売掛債権は支払いサイトが長い傾向にある
上記の売掛債権に起因する理由以外に個人事業主の事業規模や会計士や税理士との顧問契約、税や保険料滞納での債権差し押さえリスクが個人事業主の保有債権には存在します。
このような理由で個人事業主の資金調達に対応していないファクターが大多数ですが、今回の調査で「えんナビ」は個人事業主の資金調達にも活用できることが確認できました。
また調査で確認できた次に挙げる流れで、24時間・365日体制で対応する「えんナビ」のファクタリングは利用申し込みから資金調達の実現まで進みます。
- 申込み(公式サイト下部のフォームや電話から)
- 必要書類提出(メール・FAX・郵送などで)
- 審査(取引債権の属性や売掛先・利用者などの確認)
- 審査完了後利用プラン提案と見積り
- 債権譲渡契約締結
- 契約締結後の振込で資金調達完了
必要書類の提出は郵送でも可能ですが、メールやFAXを利用した方が、24時間・365日対応の「えんナビ」のフットワークの軽さをフル活用できます。
申込時に次の書類が揃っている場合は必要書類到着から45~60分で買取額の見積もりまで手続きを進められます。
- 債権発生の事実を確認できる書類(請求書・発注書など)
(継続取引を証明できる基本契約書があれば尚良し) - 法人税確定申告書(決算報告書)
- 売掛先との取引確認(入金履歴)できる預金通帳原本
審査通過後の債権譲渡契約には次の書類が必要になります。
- 代表者の本人確認書類(運転免許証など顔写真付きのもの)
- 印鑑証明書
- 登記事項証明書(法人利用のみ)
二社間取引で全ての必要書類に不備がなければ、利用申し込みから最短約2時間や即日中に資金調達完了のケースもありますが、三社間取引では即日完了は難しいと言えます。
平均的な資金調達までの所要期日は二社間取引なら即日、三社間取引は即日~2日で完了することが調査で確認できました。
気になる「えんナビ」のファクタリング手数料や取引可能債権の種類とは?
年中無休・24時間対応で必要なタイミングで資金調達できる「えんナビ」のファクタリングは魅力的ですが、手数料率も気になります。
今回の調査で確認できた「えんナビ」の手数料率は、三社間取引が5~15%で二社間取引は10~20%でした。
個人名で取引する個人事業主間で契約書なしで取引される債権発生を確認できない債権や、家賃・地代に代表される発生前の将来債権以外は上記手数料で現金化できます。
取引可能債権であれば99%以上の確立で「えんナビ」のファクタリングで現金に置き換えることができるのも、「えんナビ」の顧客満足度93%の理由だと考えられます。
「えんナビ」のファクタリングは本当に24時間・365日対応で資金調達できるのか?
「えんナビ」以外にも24時間・365日対応を掲げるファクターは存在しますが、多く場合がメールでの問い合わせや利用申し込みに対応していることを意味しています。
「えんナビ」の年中無休・24時間対応の対応内容が気になりますが、調査の結果「えんナビ」ではオペレーターが24時間・365日体制で対応していることが確認できました。
既述のとおり「えんナビ」のファクタリングは30~5,000万円の債権取引に対応しているので、最大額の5,000万円を深夜に調達するのは現実的ではないと考えられます。
審査ハードルが低い少額取引であれば即日対応できても、高額案件は審査専門スタッフが審査を行うと推測でき、調査によって専門スタッフは平日勤務であることが確認できました。
「えんナビ」のファクタリングで24時間・365日対応で資金調達できるのは、比較的少額の小口ファクタリングだと捉えるべきだと言えるでしょう。
年中無休・24時間体制で資金調達できる「えんナビ」のスコアは?
必要なタイミングで資金調達できるファクタリングを提供する「えんナビ」は、数少ない24時間・365日体制で対応する魅力的なファクターだと言えるでしょう。
しかし、利用価値の高い優良ファクターとして位置付けるためには優良ファクターが満たすべき複数の要件を満たす必要があるのでスコアリングで「えんナビ」を判定します。
理想的に資金調達を行える優良ファクターに求められる満たすべき複数の要件とは?
24時間・365日の柔軟な対応や手数料率は効率的な資金調達には需要なポイントですが、
それ以外の要件をバランスよく満たすことで「利用価値の高い優良業者」だと言えます。
利用価値の高い優良ファクターが満たすべき要件は次に挙げる6つの要件なので、「えんナビ」がどのようなバランスでスコアを満たせるのかを確認します。
- 業者手数料の妥当性
- 取引債権の上下限額
- 資金調達までの所要日数
- ファクターの信頼性
- 契約内容の妥当性
- 個人事業主の利用の可否
業者手数料の妥当性
評価基準とスコア値 | 評価基準について |
業者手数料の妥当性 (30点) | ファクタリングの取引方式は売掛先に債権譲渡通知を行う三社間取引と債権譲渡通知を行わず利用者とファクターのみで取引する二社間取引に分類でき、取引方法によって手数料が異なります。 ファクタリングの手数料は業者が自由に設定できますが、手数料相場は存在し、三社間取引は取引債権額の1~9%、二社間取引は10~30%が目安になります。 目安額より手数料が高いファクターでは効率的な資金調達が難しく、安すぎる場合はトラブルに巻き込まれるリスクの高い悪徳業者の可能性もあるので手数料は重要ポイントだと言えます。 資金調達効率は手数料に大きく影響される点や悪徳業者を見極めるヒントになる点を考慮し、業者手数料の妥当性のスコアは満点30点でスコアリングします。 |
「えんナビ」は公式サイトで「業界最低水準の手数料率5%」と公表していますが、今回の調査で三社間取引が5~15%で二社間取引は10~20%の手数料率が確認できました。
ファクタリング手数料率の相場が三社間取引は1~9%、二社間取引は10~30%であることを考慮すれば、三社間取引は若干高め二社間取引は若干安めと判断できます。
しかし調査中に「提示された以外の手数料を請求された」と言う口コミを確認したため、債権譲渡登記費用が手数料以外に別途請求されていると言えるでしょう。
二社間取引では債権譲渡登記を行うのが一般的なので特別問題視する必要はありませんが、利用者に説明していなかったのであればマイナス材料になります。
しかし取扱いたい二社間取引の手数料を抑える点は評価できるので、「えんナビ」の業者手数料の妥当性のスコアリングは27点でスコアできます。
取引債権の上下限額
評価基準とスコア値 | 評価基準について |
取引債権の上下限額(10点) | 債権取引に存在する不確定要素はファクターが負担するリスクとなるので、1度の取引で多くの利益を得られる高額債権が好まれる傾向にあり少額の売掛債権の取引に対応していないケースも存在します。 しかしファクタリング手数料は決して少額ではなく、ファクタリングでの資金調達を繰り返すことは保有資産を目減りさせることを意味するので必要額を調達したいものです。 取引債権の上下限額が広いファクターを利用することで、より柔軟な資金調達の実現が期待できると考えられます。 必要額を効率的に資金調達できるファクターであるかを示す、取引債権の上下限額のスコアは満点10点でスコアリングします。 |
取引債権の上下限額を30~5,000万円に設定していることからも「えんナビ」が二社間取引のスピーディーな資金調達を得意とするファクターであることが伺えます。
大型の設備投資資金調達などではなく、突発的な資金ショート処理や融資までのつなぎ資金調達に利用されるケースが多いファクタリングでは標準的な設定額だと言えます。
特に最少30万円からの取引に対応して幅広い利用者ニーズに応えているのは評価でき、「えんナビ」の取引債権の上下限額のスコアリングは満点の10点でスコアできます。
資金調達までの所要日数
評価基準とスコア値 | 評価基準について |
資金調達までの所要日数(5点) | 理想的な資金調達手段の条件には、「必要に迫られた資金調達を迅速に完了させられる」という要件が含まれると言えます。 資金調達までの所要日数の目安は三社間取引は1~2週間、二社間取引は即日~3日間が目安になり突発的な資金調達には二社間取引が適しています。 資金調達までの所要日数はファクターによって異なるので、資金調達速度が早い業者は利用価値が高いと捉えることができますが、通常調達スピードに大差がないので資金調達までの所要日数のスコアは満点5点でスコアリングします。 |
24時間・365日体制でファクタリングに対応する「えんナビ」ですが、調査で深夜や土日祝日に高額な資金調達を実現するのは難しいことが確認できました。
しかし同時に二社間は即日、三社間は即日~2日で完了できることが調査で確認でき、一般的な目安の二社間は即日~3日間、三社間は1~2週間より短期間で完了します。
これらを考慮すると「えんナビ」の資金調達速度は評価できるので、「えんナビ」の資金調達までの所要日数のスコアリングは5点のスコアになります。
ファクターの信頼性
評価基準とスコア値 | 評価基準について |
ファクターの信頼性(30点) | 融資のように金融庁の監督下にあるわけではないファクタリングは参入障壁が低く、債権取引を装った違法融資を持ちかける悪徳業者が存在するのも事実です。 ファクターの公式サイト内で企業概要を確認できますが社名や所在地、メールアドレスだけなど情報量が少ない業者は利用を控えるべき悪徳業者である可能性が高い傾向にあります。 また事業継続期間が長いファクターは多くの顧客に利用されている優良業者であると考えられるので、ファクターの信頼性は公開情報量や創業年数などから図ります。 悪徳業者を利用してしまうと理想的な資金調達の実現はおろか、トラブルに巻き込まれかねないのでファクターの信頼性は重要視する必要がありスコアは満点30点でスコアリングします。 |
公式サイト内では非公開ですが今回の調査で「えんナビ」が2017年4月に創業され老舗ファクターに位置付けられることが確認でき創業期間はプラス材料になると言えます。
また公式サイト内で直感的に理解できる方法でファクタリングの仕組みを解説している点も評価でき、また通信会社の審査があるフリーダイヤルを設置している点もプラスです。
これらを考慮すると「えんナビ」のファクターの信頼性のスコアリングは満点の30点でスコアできます。
契約内容の妥当性
評価基準とスコア値 | 評価基準について |
契約内容の妥当性(20点) | ファクタリングは無担保・無保証人・無金利・無返済で利用でき、譲渡債権が回収不能になっても買戻しが求められない償還請求権なしのノンリコースでの取引が一般的です。 また売掛債権は無形資産なので債権譲渡の事実が確認し難く、二社間取引では債権譲渡登記を行うのが一般的なファクタリングの契約内容です。 悪徳業者はこれらのファクタリングの基本的な取引ルールを無視した取引を持ちかけるので、契約内容の妥当性が疑われる業者の利用は見送るべきだと考えられます。 資産である売掛債権の譲渡・売却で資金調達するファクタリングでは契約内容の妥当性は重視すべき要件なのでスコアは満点20点でスコアリングします。 |
公開サイト内で「えんナビ」がノンリコースや債権譲渡登記を行い二社間取引を行っていることが確認できます。
しかし手数料判定でふれたとおり利用者負担となる債権譲渡登記費用に触れておらず、利用者に「追加手数料を取られた」と感じさせるのは若干マイナスに働く材料だと言えます。
判りやすい解説を公開しているのに債権譲渡登記費用を説明せず、利用者が不満に感じる可能性を考慮し「えんナビ」の契約内容の妥当性のスコアリングは17点のスコアとなります。
個人事業主の利用の可否
評価基準とスコア値 | 評価基準について |
個人事業主の利用の可否 (5点) | 中小・零細規模の会社の倒産防止に効果があるとしてファクタリングは、経済産業省が推奨し普及を後押しする資金調達です。 しかし一般的に個人事業者が資金調達にファクタリングを利用するのは困難なのが実状で、基本的にファクタリングは法人向けの資金調達手段に位置付けられているのも事実です。 起業ブームや個人事業主としての独立が一般的になり、ファクタリングの普及と共にた個人事業主に対応するファクターも登場していますが、現状では少数派なので個人事業主の利用の可否のスコアは満点5点でスコアリングします。 |
30~5,000万円の取引債権の上下限額で資金調達できる「えんナビ」は、法人でも個人事業主でも利用可能です。
個人事業主の資金調達に対応することは公式サイトで明確に公表されているので、「えんナビ」は個人事業主でも安心して資金調達に利用できるファクターだと言えます。
個人事業主の資金調達に対応するファクターは、まだ少数派な傾向にあるので「えんナビ」の個人事業主の利用の可否のスコアリングは満点の5点でスコアできます。
24時間・365日対応のファクタリングで資金調達できる「えんナビ」のスコア結果は?
24時間・365日対応のファクタリングで資金調達できる、「えんナビ」のスコアリング結果はトータルスコア94点になりました。
トータルスコア94点となった「えんナビ」のスコアと、スコア判定の決め手となった判定要素は次表で判りやすくご確認頂けます。
スコア要件 | 「えんナビ」の判定要素 | スコア |
業者手数料の妥当性 | 一般的な相場が三社間取引1~9%、二社間取引10~30%なのを考慮すれば、三社間取引5~15%で二社間取引10~20%の「えんナビ」は十分許容範囲だと言える。 | 27点 |
取引債権の上下限額 | 最少30万円からの取引に対応して幅広い利用者ニーズに応えているのは評価できる。 | 10点 |
資金調達までの 所要日数 | 一般的な目安の二社間は即日~3日間、三社間は1~2週間と比較しても二社間は即日、三社間は即日~2日で資金調達できるのは評価できる。 | 5点 |
ファクターの信頼性 | 2017年4月創業の老舗ファクターであり、公式サイト内でファクタリングを直感的に理解できる解説を行い、通信会社の審査があるフリーダイヤルを設置している点は評価できる。 | 30点 |
契約内容の妥当性 | ノンリコースや債権譲渡登記での二社間取引を行っているのは評価できるが、債権譲渡登記費用を説明せずに利用者が不満に感じる可能性がマイナス材料。 | 17点 |
個人事業主の 利用の可否 | 30~5,000万円の取引債権の上下限額で少数派な傾向にある個人事業主の資金調達に対応している点は評価できる。 | 5点 |
利用ファクター選定は何十社のファクター取材を行った俺LOVE現金化を参考に!
ファクタリング情報が少ないことで優良ファクター選定は困難な状態だと言えます。
えんナビとは?
- 24時間・365日営業で30~5,000万円をファクタリングで調達することができます
- 手数料率は、三社間取引が5~15%で二社間取引は10~20%
- 顧客満足度93%
- スコアリングを行った結果、トータルスコア94点
現金化専門情報サイト「俺LOVE現金化」では、何十社ものファクターの取材を行い独自のスコアリング基準でファクターが利用価値の高い優良業者かを判定しています。
徹底調査で収集した情報と「俺LOVE現金化」の独自のスコアリング基準を参考に、ぜひ利用価値の高い優良ファクターを見極めて理想的な資金調達を実現してください。