クレジットカードの住宅ローンの影響とは?

クレジットカード 住宅ローン

ライター:こうじ

マイホームを購入したい人は住宅ローンを行うことを計画するでしょう。

マイホーム一件は金額が高いため資金が無いなら購入は無理ですが、住宅ローンを利用するならまとまったお金を得ることができるので、家を購入することが可能です。

ただ、住宅ローンを組むのは誰でも良いわけではなく審査をして通過した人のみ利用可能です。

住宅ローンを組むときはいろいろな点を審査されますが、その中にクレジットカードの利用もあります。

今回の記事は、クレジットカードの利用が住宅ローンに及ぼす影響について紹介していきます。

クレジットカードが住宅ローンに及ぼす影響とは?

クレジットカードが住宅ローンに及ぼす影響とは?

クレジットカードの利用は住宅ローンに影響するのか?
住宅ローンの審査は相手の返済能力や信用が重視されるからクレジットカードも審査の対象になるね
クレジットカードのどんな使用状況だと住宅ローンに影響が出てしまうんだ?
クレジットカードの返済能力が疑問視されるなら、住宅ローンが受けられないこともある

クレジットカードの使用内容によっては、住宅ローンを組むときに悪影響が出てしまうこともあります。

どのようなクレジットカード使用履歴の場合、住宅ローンを組むのが難しくなるのか内容を紹介しましょう。
(図解)クレジットカードが住宅ローンに及ぼす影響

支払いを延滞してしまうと住宅ローンに悪影響が出る

クレジットカードの住宅ローンを組むときに、支払いを延滞してしまうと住宅ローンを組むことができない場合があります。

クレジットカードは使用したときに直ぐにお金が引き落とされるのではなく、期日までにお金の支払いをするようにしています。

そのため、期日までに限度額までクレジットカードを使用し続けることができますが、支払いを延滞してしまうと「金融事故」として信用情報に登録されてしまいます。

「金融事故」として登録されるのは61日以上の支払いを延滞した場合なので2ヶ月くらいなら延滞しても住宅ローンに影響はありません。

しかし、クレジットカードの延滞によって1度でも「金融事故」登録されると、5年は信用情報として記録されるので、長期間住宅ローンを組むことができなくなります。

そのため、クレジットカードの支払い期日までにしっかり支払いを行える程度の使用に控えておき、絶対に延滞しないようにすることが大事です。

クレジットカードの延滞が61日以上になれば、住宅ローンを組むことができなくなるんだな
1度でも登録されると5年も記録に残ってしまうから長期間住宅ローンが組めなくなるね。もし、延滞してしまったなら61日を超えない程度に返済することが大事だね

未返済の残高があるなら完済しておく

住宅ローンの審査を行うときは相手の未返済残高はどれくらいあるのか確認します。

未返済残高を確認するのは、もし借金があるなら住宅ローンで貸すことができる金額が変わってくるためです。

お金を借りる側は年収によって金融機関ごとに返済負担率が決まっています。

そのため、住宅ローン以外から別に借金をしているなら、金額によってお金を貸すことができません。

クレジットカードの使用で借金に当たるのはリボ払いや分割払い、キャッシングをしている状態のときです。

これらの支払い方法はお金の返済を待っている状態となっているので、返済金額が残っているなら審査を通過するのはかなり厳しくなります。

住宅ローンを利用するときはクレジットカードのリボ払いや分割払いの金額を全て返済してから申込みをするのがおすすめです。

クレジットカードのリボ払いや分割払い、キャッシングは借金と見られるから、住宅ローンの審査に落ちてしまう確率がが上がるようだな
未返済残高がある状態なのに申告しなかったなら審査履歴に傷を付けることもあるよ。事前に全て支払いを済ませておくのが良いね

キャッシング枠が付いていることで借入枠が減ることもある

キャッシング枠が付いていることで借入枠が減ることもある
クレジットカードにはキャッシング枠が付いていますが、この制度を持っていることで住宅ローンの借入枠が減ってしまうこともあります。

キャッシングというのはカード会社からお金を借りることができる制度なので、キャッシングが付いているなら自由に限度額までお金を借りることができる状況です。

先ほども紹介したように、お金を借りる際の返済負担率は年収によって決まっているので、クレジットカードにキャッシング枠があるなら、その点を考慮して借入枠を決定しなくてはいけません。

もし、キャッシング枠を使用していなくて0円の状態でも、キャッシング枠があることでその分の限度額が差し引かれることになるため、住宅ローンで得られる金額が少なくなる可能性があります。

そのため、住宅ローンを組む前はクレジットカードのキャッシング枠を廃止しておくなど、制度自体をやめておくようにすることが大事です。

クレジットカードにキャッシング枠が付いていることで、住宅ローンでお金を借りる金額が減少してしまうことがあるんだな
住宅ローンの申込み日が近いなら、キャッシング枠の廃止が分かる書類を持参することで審査のとき有利にすることもできるよ

他ローンが残る場合、頭金を用意して返済負担率を減らす

住宅ローンを利用するときはクレジットカードの借りている金額をチャラにしておくことも大事ですが、他のローンがある場合も完済させておくことが大事です。

車や教育の奨学金など、クレジットカード以外に借金があるなら、そちらも審査の対象と見られるため完済しておかないと審査に不利となります。

もちろん、クレジットカードもリボ払いや分割払いをしているなら同様です。

もし、以下3つを合わせた返済負担率が30%を超えてしまうと審査に落ちてしまう確率が高くなり、たとえ審査に通っても金額は少なくなります。

  1. クレジットカード
  2. 他のローンの借金
  3. 住宅ローン

合計して返済負担率が超えそうな場合は頭金だけでも用意しておくことがおすすめです。

頭金を用意しておくなら返済負担に当てることができるので、返済負担率を減らすことが可能です。

つまり、住宅ローン以外の借金があっても頭金を用意すれば審査に通りやすくなるため、準備できるなら行なっておきましょう。

クレジットカードも合わせて返済負担率が高くなるなら審査に落ちやすくなるんだな
頭金を用意していると返済負担率は減少させられるけど、元々借金が多いなら意味がないこともあるからあらかじめ計算しておくことが大事だね

住宅ローンに影響が出ないクレジットカードの使い方

住宅ローンに影響が出ないクレジットカードの使い方

クレジットカードを持っていると住宅ローンに影響が出ることを考えるなら、作成しておかない方がいいんじゃないか?
いや、クレジットカードの使い方に注意はしなくてはいけないけど、別に持っているだけなら問題はないよ
どんな使い方だったら住宅ローンに問題ないんだ?
普通にお金を返済をしていれば基本的に問題ないよ。でもある使い方をしていれば心配になることもあるかもしれないね

クレジットカードは住宅ローン影響が出ることもありますが、延滞やキャッシングの利用をしていなければ基本的に問題ありません。

以下のような使い方でも基本的に問題はないので確認してください。

キャッシング枠なしでクレジットカードを使用

キャッシング枠なしでクレジットカードを使用
クレジットカードを使用するときは、キャッシング枠を利用せずに普通に使用していれば問題ありません。

クレジットカードがゴールドやプラチナなどの高ランクを使用していても、支払いの延滞がなく、未払いなどで信用情報に傷が付いていないなら住宅ローンを組むときに問題視される部分ではありません。

クレジットカードで問題になるのはリボ払いや分割払いなどになっている場合なので、下記のことに気を付けることが大事です。

クレジットカードの利用で大事なこと

  • 一括払いに返済方法を変更しておく
  • クレジットカードを使い過ぎないように注意する

クレジットカードで怖いのは滞納や支払い遅延なのでお金の使い方は注意しておきましょう。

クレジットカードを使用するときはキャッシング枠を外して滞納しないように注意しておけば大丈夫なんだな
クレジットカードの設定を一括払いにしておくなら、滞納にならないので安心だね

複数のクレジットカードを持っている

複数のクレジットカードを持っていると「住宅ローンを組む際に問題が出るのでは?」と考える人もいるでしょう。

しかし、複数のクレジットカードを持っていても住宅ローンの際に問題が生じることはありません。

複数のクレジットカードを持っているとしても特に滞納もしていなくて、キャッシングも付帯していないようであれば、返済負担率に問題が生じることもないのでクレジットカードを持っていても問題ありません。

ただ、複数のクレジットカードを持っていてキャッシング枠を利用している場合は、住宅ローンの審査のときにそれぞれ対象となるので、ローンで借りることのできるお金が減ってしまうことになります。

また、クレジットカードを複数枚持っていて、どれか1枚がリボ払い設定などにしていると、住宅ローンの審査に影響が出るので、それぞれのクレジットカードの設定にも注意しておきましょう。

複数のクレジットカードを利用していても、キャッシング枠なしなら住宅ローンに影響は出ないようだな
クレジットカードを複数枚所持しているときは全てのカードが一括払いになっているのか確認しておこう

クレジットカードを高額利用していても問題はない

クレジットカードカードは人によって少額または高額利用しているでしょう。

クレジットカードを高額利用しているなら住宅ローンの審査に影響が出ると考えるかもしれませんが、利用金額は特に問題ではありません。

高額利用をして問題がないケースと影響が出るケース
  • クレジットカードを月に1万円または50万円利用していても、延滞なしで毎回期日で支払いを済ませている場合は、住宅ローンの審査に影響はない
  • 高額利用するときに一括払いではなく、分割払いなどで完済していない場合は、住宅ローンでは借金と見られるので借りる際の金額に影響が出る

クレジットカードの高額利用をしている人は一括払いではなくリボ払いなど返済を分担している人が多いので、住宅ローンを考えるなら全て一括払いに設定しておくのがいいでしょう。

クレジットカードの利用金額は高額でも毎回返済していれば問題ないんだな
クレジットカードの利用金額ではなくて返済方法が審査対象になるからね。しっかり一括で返済できるようにしておこう

クレジットカードの支払いで支払いを延滞、または履歴がある場合

クレジットカードの支払いで支払いを延滞、または履歴がある場合

住宅ローンを組む前にクレジットカードの支払いで延滞した過去があるなら、どうなるんだ?
クレジットカードの延滞歴があるなら、信用情報機関に自分の名前や住所、契約内容、支払い状況が個人信用情報として登録されるね
延滞歴が付いた際はどうにか対処できないのか?
クレジットカードで延滞歴が生じたなら、5年は記録に残ることになるよ。つまり登録されたなら5年は経過しておかないと住宅ローンに影響が出るね

クレジットカードの延滞歴などトラブルを発生したことがあるなら、住宅ローンを組む前に確認しておくことがあります。

どのような点を確認しておくべきなのか内容を紹介しましょう。
(図解)クレジットカードで延滞履歴がある人の、住宅ローンを組む前に確認しておくこととは?

信用情報機関の登録から外れているのか確認

クレジットカードの滞納歴がある人は、信用情報機関に登録されているのか確認することが大事です。

支払いを延滞してしまったとしても、どのタイミングで信用情報期間に登録されることになったのか不確かなら、いつになれば登録を解除されるのか分からないからです。

住宅ローンの審査を申込みした際に、まだ登録が解除されていない状態なら通過できる可能性はないので時間を浪費するだけになります。

信用情報の確認は

  • CIC
  • JICC
  • 全国銀行個人信用情報センター

で行うことができます。

この3つの中でも特に信用情報登録の可能性が高いのはCICなので、こちらから確認してみるようにしてください。

CICで情報を開示してもらう際は以下手数料がかかります。

CICで情報開示をする際の費用
  • インターネットや郵送での開示なら1,000円
  • 窓口で開示なら500円

また、インターネットと窓口なら直ぐに開示して確認ができますが、郵送の場合は10日ほどかかります。

窓口で開示を求めるのが1番良いですが、赴く手間をかけたくないならインターネットで確認を行うようにしましょう。

クレジットカードの延滞歴があるなら、信用情報機関で登録を確認することが大事なんだな
クレジットカードであればCICで登録確認をするので問題ないので、ここから確認をしてみよう

信用情報が回復するのを待つか別の金融機関を利用する

クレジットカードの延滞歴があり信用情報登録に残っている状態であれば、住宅ローンを利用することができません。

信用情報機関への登録は5年経たなければ外れることはないので、期間が経過するまで待つ必要があります。

ただ、信用情報機関への登録が残り1年で終わる状態であれば待つことができても、数年以上待たなくてはいけないなら、住宅を購入することが難しくなります。

もし、収入が安定していて資産もある程度確保できている状態であれば金融機関の範囲を広げてみることができます。

信用情報機関に登録されている状態であれば住宅ローンは利用が難しくなりますが、ノンバンクなどであれば収入が確保できていれば利用することが可能です。

もちろん、返済のことを考えるなら金利などの点で住宅ローンの方が安心できる人もいるでしょう。

登録情報の期間と自分の状況を考えて期間が満了するのを待つのか別の金融機関を利用するのか検討してみましょう。

信用情報登録されているなら5年経過しない限り、住宅ローンでの利用は厳しいな
直ぐに住宅購入したいならノンバンクなど他の金融機関を利用するのがいいね

信用情報回復後に住宅ローンへの乗り換えもできる

信用情報の登録で他の金融機関を利用してローンを組んだ場合、借り換えを検討してみることも可能です。

ローンを組んだときは信用情報登録が外れていないため、住宅ローンが組めなかったとしても、登録が外れて信用が回復したなら住宅ローンを組むことは可能になります。

他の金融機関の場合、金利が高いなどの問題がありますが借り換えして途中から住宅ローンを組むならリスクを軽減できます。

もし住宅ローンを組みたいなら借り換えを念頭に置いて別の金融機関を利用するのも良い方法です。

借り換えを検討して別の金融機関を利用するのはアリだな
借り換えで住宅ローンを組むなら、途中から利息を軽減できるから返済金額を軽減することもできるね

クレジットカードの使い方に注意しておくなら住宅ローンに問題はない

クレジットカードの扱い方に注意しておくなら住宅ローンに影響はありません。

1番厳しいのは延滞して信用情報機関に登録されることなので、未払いは避けておくようにしてください。

クレジットカードの管理をしっかり行い、住宅ローンの審査を通過できるようにしましょう。