融資より資金調達完了までのスピードが速いファクタリングで、資金ショート対策や事業展開に備えた資金繰りを行うケースが増加しています。
特に取引先に知られず資金調達できることや利用申込から資金調達完了までのスピードが速いことから、二社間取引のファクタリングが選ばれる傾向が強いのが実状です。
利用者ニーズを受けファクター(業者)間では、換金率と共に資金調達完了までのスピードが競われ、ファクタリングでの資金調達速度は日々向上していると言えます。
今回ご紹介するのは、「Time is Money」を掲げるネクストスタイルです。
迅速審査で最適なタイミングの資金繰り実現が期待できると言われるネクストスタイルについて深堀していきます。
最適なタイミングで資金繰りが可能!ネクストスタイルの迅速審査ファクタリングとは?
資金ショート対策や事業展開に備えた資金繰りを行う際、調達完了までのスピードが速い調達手段を利用したほうがより効率的な資金調達が行えると言えます。
資金調達速度が速いファクタリングは効率的に資金調達できる調達手段と言われていますが、ファクター間では換金率と共に資金調達完了までのスピードが競われています。
数あるファクターのなかでも「Time is Money」を掲げ、迅速審査で最適なタイミングでの資金繰りの実現が期待できるファクターと言われるネクストスタイルをご紹介します。
ネクストスタイル
数あるファクターのなかでも「Time is Money」を掲げるネクストスタイルは、迅速審査で最適なタイミングでの資金繰りを実現するファクターだと言われています。
ネクストスタイルの企業概要は次表のとおりです。
会社名 | 株式会社ネクストスタイル |
所在地 | 東京都渋谷区代々木1-55-14 セントヒルズ代々木501 |
電話番号 | 非公開 |
公式サイト | https://nextstyle-fact.com/af/ |
設立年月 | 非公開 |
取引方法 | 二社間取引・三社間取引 |
取引速度 | 即日~ |
営業時間 | 非公開 |
資本金 | 非公開 |
事業内容 | ・経理、財務、経営に関するコンサルティング業務 ・企業再生、事業承継業務 ・企業経営上の各種リスクの調査、分析の委託並びにリスクの評価及びリスク回避の相談の受託業務 ・担保不動産の調査及び評価業務 ・ファクタリング事業 |
公式サイトでは肝心の電話番号や営業時間が公開されていませんが、今回の調査で03-5354-8838が電話番号でFAX番号は03-5354-8839、営業時間は10:00~18:00(平日)であることが確認できました。
また設立年月や資本金も非公開ですが、調査では2017年3月に資本金500万円で設立された会社であるという情報の確認ができました。
ファクタリングは1970年頃には国内に存在しましたが、1998年の債権譲渡特例法施行や2005年の債権譲渡登記制度改正でようやく認知され始めた資金調達です。
2020年4月の民法改正で「債権譲渡禁止特約解除」が行われ急速にファクターが増加したので、2017年創業であればネクストスタイルは老舗ファクターだと言えるでしょう。
全国出張も行いながらスピード感のある資金調達実現のため「来店不要で即日対応!」を謳うネクストスタイルはスピード審査に軸足を置いたファクタリングを提供しています。
電話番号を非公開にしているのもネット時代への対応を推し進めた結果の選択であることも、十分に考えられると言えるのではないでしょうか。
ネクストスタイルが提供する迅速審査のファクタリングとは?
スピード感のある資金調達実現のため迅速なスピード審査を行うネクストスタイルでは、売掛先1社に対して30~2,000万円、複数債権取引で最大1億円まで調達できます。
またファクタリングは中小・零細規模の会社の倒産防止に効果が期待できるとして、経済産業省が推奨し普及を後押しする資金調達手段ですが、個人では利用し難いのが実状です。
これは個人事業主の保有する売掛債権は次に挙げる傾向が強いことが影響していて、一般的にファクタリングは法人向けの資金調達手段に位置付けられています。
- 債権規模が小さく取引額が少額な傾向にある
- 継続的な安定取引が期待できない
- 売掛債権の売掛先の信頼性が高くない
- 売掛債権の支払いサイトが長い傾向にある
既述の売掛債権属性以外にも、個人事業主の保有債権には存在します。
- 個人事業者の事業規模
- 会計士や税理士との顧問契約
- 税や保険料滞納での債権差し押さえリスク
しかしスピード審査でありながらネクストスタイルでは個人事業主の利用にも対応しているので、ネクストスタイルなら個人事業主でもファクタリングで資金調達が可能です。
ネクストスタイルが提供する迅速審査のファクタリングの利用申し込みから資金調達完了までの流れは次のとおりです。
- 公式サイト下部の問い合わせフォームや電話から利用申込
- 必要書類提出
- 審査完了後契約プランの提案と見積り
- 債権譲渡契約締結
- 契約締結後の振込で資金調達完了
通常ファクタリングでの債権取引の際には次に挙げる書類のファクターへの提出が求められますが、ネクストスタイルは他業者より圧倒的に少ない書類で迅速審査を行います。
- 直近3ヶ月の入出金明細(預金通帳)
- 取引債権の契約書の控え
- 成因証書(発注書や注文書)
- 請求書(売掛債権)
- 決算報告書
- 法人印鑑証明
- 履歴事項全部証明書
- 代表者の印鑑証明
- 代表者の住民票
- 通帳の原本
- 運転免許証等の本人確認書類
- 実印
提出を求められる必要書類は利用申込時の担当者との打ち合わせで決定しますが、書類数を抑えることで、ネクストスタイルは約1時間のスピード審査を実現しています。
ネクストスタイルのファクタリング手数料は1%~!しかし留保金設定が行われる
ファクタリングでの資金調達の際、調達速度と共に債務取引で発生する業者手数料の料率も重要ですが、ネクストスタイルの公式サイトでは1%~の手数料が公表されています。
しかし手数料料率は売掛先や取引債権の支払サイトで変化するので、審査完了時に正式な手数料が提示されます。
またネクストスタイルは留保金設定を行うファクタリングなので、同額の売掛債権取引を行った場合でも実質換金率の向上が大きく期待できると言えるでしょう。
仮に100万円の売掛債権でネクストスタイルのファクタリングを利用した場合、留保金料率10%であれば取引対象額は90万円、20%なら80万円に減額されます。
債権額を満額取引できませんが、売掛金を無事回収できれば留保金は利用者が回収でき、既述条件では売掛金回収後に10%なら10万円、20%なら20万円を利用者が回収できます。
留保金は手数料が掛からないので留保金設定を行ってファクタリングすれば、結果的に利用者はより多くの資金を手に入れることができ、実質換金率を向上させられます。
審査審査・留保金設定ありのファクタリングを提唱するネクストスタイルのスコアは?
ネクストスタイルのファクタリングはスピーディーに資金調達できる簡略審査や1%~のリーズナブルな手数料設定、実質換金率を向上させる留保金設定など魅力的です。
しかし効率的な資金調達を実現できるファクターであるかどうかは、ファクターが満たすべき複数の要件を満たす必要があるのでスコアリングでネクストスタイルを判定します。
理想的資金調達を実現する優良ファクターが満たすべき複数の要件とは?
資金調達速度や換金率に大きく影響する手数料率も重要ですが、複数の要件をバランスよく満たしているほうが「より利用価値の高い優良業者」だと言えます。
利用価値の高い優良ファクターに求められるのは次に挙げる6つ要件なので、ネクストスタイルがどのようなバランスでスコアを満たせるのかを確認します。
- 業者手数料の妥当性
- 取引債権の上下限額
- 資金調達までの所要日数
- ファクターの信頼性
- 契約内容の妥当性
- 個人事業主の利用の可否
業者手数料の妥当性
評価基準とスコア値 | 評価基準について |
業者手数料の妥当性 (30点) | ファクタリングの取引方式は売掛先に債権譲渡通知を行う三社間取引と債権譲渡通知を行わず利用者とファククターのみで取引する二社間取引かに分類でき、取引方法によって手数料が異なります。 ファクタリングの手数料は業者が自由に設定できますが、手数料相場は存在し三社間取引は取引債権額の1~9%、二社間取引は10~30%が目安になります。 目安額より手数料が高いファクターでは効率的な資金調達が難しく、安すぎる場合はトラブルに巻き込まれるリスクの高い悪徳業者の可能性もあるので手数料は重要ポイントだと言えます。 資金調達効率は手数料に大きく影響される点や悪徳業者を見極めるヒントになる点を考慮し、業者手数料の妥当性のスコアは満点30点でスコアリングします。 |
公式サイト内で1%~の手数料率を公開するネクストスタイルですが、この手数料率は三社間取引の最高値だと捉えるべきでしょう。
また振込手数料や債権譲渡登記費用、印紙代や出張サービス利用時の交通費は利用者負担になるので、実質換金率99%での資金調達の実現は非現実的だと考えられます。
今回の調査のなかで「100万円の利用で諸経費込の手数料総額が10万円以上になった」と言う口コミを確認しましたが、このケースの実質換金率は87~89%だと推測できます。
二社間取引の手数料相場が10~30%であることを考慮すると、ネクストスタイルの手数料率は特に高くも安くもない標準的なものだと言えるでしょう。
しかし取引実績を上げたい気持ちは理解できますが、余りにも公式サイト内での公開情報が薄く利用者に誤解を与えかねない情報公開はマイナス材料となります。
仮に手数料料率が相場でも、利用者に「手数料が高い」と言う印象を持たれかねないので、ネクストスタイルの業者手数料の妥当性のスコアリングは25点のスコアになります。
取引債権の上下限額
評価基準とスコア値 | 評価基準について |
取引債権の上下限額(10点) | 債権取引に存在する不確定要素はファクターが負担するリスクとなるので、1度の取引で多くの利益を得られる高額債権が好まれる傾向にありり少額の売掛債権の取引に対応していないケースも存在します。 しかしファクタリング手数料は決して少額ではなく、ファクタリングでの資金調達を繰り返すことは保有資産を目減りさせることを意味するので必要額を調達したいものです。 取引債権の上下限額が広いファクターを利用することで、より柔軟な資金調達の実現が期待できると考えられます。 必要額を効率的に資金調達できるファクターであるかを示す、取引債権の上下限額のスコアは満点10点でスコアリングします。 |
ネクストスタイルは売掛先1社に対して30~2,000万円、複数債権取引で最大1億円まで対応しているので、比較的小口債権取引に特化したファクターだと言えるでしょう。
またスピード対応を謳う点からは、二社間取引に特化したファクターであることが伺えます。
ファクタリングは突発的な資金ショートや融資までのつなぎ資金として利用されるのが一般的なので、この上下限額で十分だと言えるでしょう。
ネクストスタイルの取引債権の上下限額のスコアリングは満点の10点でスコアできます。
資金調達までの所要日数
評価基準とスコア値 | 評価基準について |
資金調達までの所要日数(5点) | 理想的な資金調達手段の条件には、「必要に迫られた資金調達を迅速に完了させられる」という要件が含まれると言えます。 資金調達までの所要日数の目安は三社間取引は1~2週間、二社間取引は即日~3日間が目安になり突発的な資金調達には二社間取引が適しています。 資金調達までの所要日数はファクターによって異なるので、資金調達速度が早い業者は利用価値が高いと捉えることができますが、通常調達スピードに大差がないので資金調達までの所要日数のスコアは満点5点でスコアリングします。 |
スピーディーな資金調達を実現するために「Time is Money」を掲げ、迅速審査を行うネクストスタイルは即日対応での資金調達が期待できます。
電話番号を非公開にしてオンライン契約に大きく舵を切っている点からも、スピード審査への取り組みが伺えますが、残念ながら即日対応は特に珍しくないのが実状です。
他のファクターでは最短2~3時間での資金調達に対応するケースも存在するので、即日対応は魅力的ですが既に高く評価できるものではないと言えるでしょう。
必要書類提出後1時間で審査が完了することは公開されているので、最短約1時間で資金調達完了の可能性もありますが実現していれば公表するのではないかと考えられます。
このような条件を考慮するとネクストスタイルの資金調達までの所要日数のスコアリングは2.5点のスコアになります。
ファクターの信頼性
評価基準とスコア値 | 評価基準について |
ファクターの信頼性(30点) | 融資のように金融庁の監督下にあるわけではないファクタリングは参入障壁が低く、債権取引を装った違法融資を持ちかける悪徳業者が存在するのも事実です。 ファクターの公式サイト内で企業概要を確認できますが社名や所在地、メールアドレスだけなど情報量が少ない業者は利用を控えるべき悪徳業者である可能性が高い傾向にあります。 また事業継続期間が長いファクターは多くの顧客に利用されている優良業者であると考えられるので、ファクターの信頼性は公開情報量や創業年数などから図ります。 悪徳業者を利用してしまうと理想的な資金調達の実現はおろか、トラブルに巻き込まれかねないのでファクターの信頼性は重要視する必要がありスコアは満点30点でスコアリングします。 |
公式サイト内では非公開ですが今回の調査でネクストスタイルが2017年3月に創業されたことが確認できました。
創業期間から判断すると老舗ファクターに位置付けられ、スコアのプラス材料になると言えますが公開情報が薄く重要な情報が非公開である点はマイナス材料となります。
手数料の判定で既述したとおり手数料料率や利用者負担となる諸経費は、優良業者であれば積極的に公開するべき必要情報だと言えるので明確になっていないのはマイナスです。
情報社会である現在、全体的な公開情報が乏しいことなどからネクストスタイルのファクターの信頼性のスコアリングは残念ながら20点でスコアせざるを得ません。
契約内容の妥当性
評価基準とスコア値 | 評価基準について |
契約内容の妥当性(20点) | ファクタリングは無担保・無保証人・無金利・無返済で利用でき、譲渡債権が回収不能になっても買戻しが求められない償還請求権なしのノンリコースでの取引が一般的です。 また売掛債権は無形資産なので債権譲渡の事実が確認し難く、二社間取引では債権譲渡登記を行うのが一般的なファクタリングの契約内容です。 悪徳業者はこれらのファクタリングの基本的な取引ルールを無視した取引を持ちかけるので、契約内容の妥当性が疑われる業者の利用は見送るべきだと考えられます。 資産である売掛債権の譲渡・売却で資金調達するファクタリングでは契約内容の妥当性は重視すべき要件なのでスコアは満点20点でスコアリングします。 |
公開サイト内でネクストスタイルは、ノンリコースでの取引を行っていることが確認できますが、債権譲渡登記に関しては原則登記保留での契約となっています。
しかし手数料判定でふれたとおり債権譲渡登記費用が利用者負担となっているので、表現の揺らぎだと判断できます。
公開情報が少ないなかで重要情報である契約内容が明確にされていない点はマイナスに効果するのでネクストスタイルの契約内容の妥当性のスコアリングは残念ながら15点のスコアとなります。
個人事業主の利用の可否
評価基準とスコア値 | 評価基準について |
個人事業主の利用の可否 (5点) | 中小・零細規模の会社の倒産防止に効果があるとしてファクタリングは、経済産業省が推奨し普及を後押しする資金調達です。 しかし一般的に個人事業者が資金調達にファクタリングを利用するのは困難なのが実状で、基本的にファクタリングは法人向けの資金調達手段に位置付けられているのも事実です。 起業ブームや個人事業主としての独立が一般的になり、ファクタリングの普及と共にた個人事業主に対応するファクターも登場していますが、現状では少数派なので個人事業主の利用の可否のスコアは満点5点でスコアリングします。 |
30~2,000万円の比較的小口ファクタリングで資金調達できるネクストスタイルは、法人でも個人事業主でも利用可能です。
個人事業主の利用については公式サイトでも明確に公表されているので、ネクストスタイルは個人事業主でも安心して資金調達に利用できるファクターだと言えます。
個人事業主の利用に対応するファクターは、まだ少数派だと言えるのでネクストスタイルの個人事業主の利用の可否のスコアリングは満点の5点でスコアできます。
迅速審査のファクタリングのネクストスタイルのスコア結果は?
必要書類を抑え迅速審査でスピーディーな資金調達を実現するネクストスタイルのスコアリングを行った結果、トータルスコアは77.5点になりました。
トータルスコア77.5点となったネクストスタイルのスコアと、スコア判定の決め手となった判定要素は次表で判りやすくご確認頂けます。
スコア要件 | ネクストスタイルの判定要素 | スコア |
業者手数料の妥当性 | 二社間取引の手数料料率は相場であると推測できるが、非公開情報が多く利用者をミスリードしやすいのがマイナス材料。 | 25点 |
取引債権の上下限額 | 売掛先1社に対して30~2,000万円、複数債権取引で最大1億円まで対応するネクストスタイルは魅力的だと言える。 | 10点 |
資金調達までの 所要日数 | 迅速審査を掲げるにも関わらず最短3時間などでの資金調達対応が現実ではない印象を受けるので、特にスピーディーに資金調達できるファクターとして評価できない。 | 2.5点 |
ファクターの信頼性 | 老舗ファクターではあるものの公式サイト内の公開情報が薄すぎるので、信頼性の好評価が難しい。 | 20点 |
契約内容の妥当性 | 重要な契約内容の揺らぎが公式サイト内で確認できるので契約内容の妥当性を高く評価することが難しい。 | 15点 |
個人事業主の 利用の可否 | 30万円~3,000万円の小口専門ファクタリングで個人事業主の資金調達に対応するネクストスタイルの個人事業主の利用対応は評価できる。 | 5点 |
何十社のファクター取材を行った俺LOVE現金化を参考に理想のファクター選定を!
ファクタリングは参入障壁が低いことから、比較的新しい存在であるものの非常に多くのファクターが存在し利用価値の高い優良ファクター選定が困難なのが実状です。
ネクストスタイルのファクタリングとは?
- 「Time is Money」を掲げ迅速審査で最適なタイミングの資金繰り実現が期待できる
- 売掛先1社に対して30~2,000万円、複数債権取引で最大1億円まで調達できます
- ファクタリング手数料は1%~!しかし留保金設定が行われる
- スコアリングを行った結果、トータルスコア77.5点
現金化専門情報サイト「俺LOVE現金化」は何十社ものファクター取材と独自基準のスコアリングでファクターの利用価値の高さの判定を行っています。
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