楽天ポイントの現金化をなるべく即日に行う方法とは

raakuten

ライター:たける

楽天ポイントは、日常生活で様々な楽天サービスを利用していると、知らないうちに多く貯まっていることが珍しくありません。

いざ現金が不足した時に、最短即日で現金化出来たら良いと考える人が多いことは誰もが想像出来ることです。

しかし、いざという時に慌てずに効率良く楽天ポイントを現金化するためには、楽天ならではの特徴を理解しておく必要があります。

現金化業者は楽天カードをなぜ避ける?

現金化業者は楽天カードをなぜ避ける?
クレジットカード現金化をするために現金化業者に問い合わせると、なぜか楽天カードだけ異様に換金率が下げられてしまうことがあります。
明確に拒否している現金化業者も一部ではありますが、中にはクレジットカードごとに換金率に差をつけることで、やんわりと拒否している例があるわけです。
では、なぜ現金化業者は楽天カードを使った現金化に対して警戒しているのでしょうか。

楽天カードは楽天SPUプログラムを重視している

年会費無料で使える楽天カードは、SPUのパンダマスコットによる宣伝が有名な楽天スーパーポイントアッププログラムにより、最大10倍の楽天ポイントが貯まるシステムを提供しています。
楽天市場では会員ランクにより受けられる特典が変わりますが、プラチナランクダイヤモンドランクとなる条件には、楽天カード利用者であることという条件が入っているくらいです。

楽天SPUプログラムでは、楽天グループのサービス利用により楽天市場での購入時に付与される楽天スーパーポイントが、加入しているサービスとランクにより1倍~10倍迄の特典に分けられています。

楽天ポイントアッププログラムの対象
  • 楽天モバイル
  • 楽天銀行口座連携などのサービス
  • 楽天カードによる支払い
  • など

    楽天カードは、ポイント付与を重視しているために楽天市場を始めとしたショッピングに繋がらない利用については、厳しい監視を独自システムで行っていることが有名です。

    楽天カードの現金化は利用停止対象となりやすい

    楽天カードの利用に対して楽天スーパーポイント付与が行われることは確かですが、楽天グループのサービスを一切利用せずに楽天カード現金化を行うと利用停止対象となりやすいです。
    なぜなら、楽天カード単体で利益を莫大に挙げることを重視していないので、あくまでも楽天グループによる囲い込みの一貫として普段遣いのショッピング向けクレジットカードという位置づけだからです。

    楽天市場での買い物やサービスに直結せず、現金化だけを目的とした利用については、年会費無料で運営している一般カードにとって楽天側に何らメリットがありません。
    このため、楽天カードの現金化を行った利用者に対しては、他のカード会社以上に厳しい即時強制解約という手法を採用しています。

    専用監視システムを回避する方法は少ない

    楽天カードの利用に対しても楽天スーパーポイントが付与されますが、不正利用を監視するシステムは楽天カードが独自に開発したものです。
    楽天グループ内の独自開発による専用クレジットカード監視システムが組み込まれているので、楽天カードの取引に特化した専用監視システムを回避してクレジットカード現金化を行うことは至難の業と考えられています。

    このため、リスクを敬遠している老舗現金化業者ほど楽天カードによる現金化が増えすぎないように、換金率を下げるといった工夫により現金化業務に支障が出ないよう工夫しているわけです。

    楽天ポイントなら現金化出来るってホント?

    楽天ポイントなら現金化出来るってホント?
    楽天カードの現金化自体に対しては、利用規約違反を理由とした強制解約を躊躇なく行うほど厳しいものの、楽天ポイントに関しては比較的寛容だといわれています。
    なぜなら、楽天ポイントは直接現金化する方法が無いポイントサービスであって、現金化をするためには何れかの方法で楽天ポイントに対応したショッピングが必要となるからです。

    楽天が関わるサービスに対してのみ楽天ポイントは使えるという仕組みから、有効に獲得した楽天ポイントについては購入可能な商品を制限することにより現金化が過度に行われないようにしています。

    楽天ポイントは入手方法が様々

    楽天ポイントは、日常的な買い物に対して楽天ポイント付与という形で獲得出来ますが、他にも複数の入手方法があります。

    • 楽天モバイルを利用
    • 楽天トラベルを利用
    • 楽天市場の商品を第3者へ紹介した成功報酬
    • 楽天カード利用料金に対するポイント還元

    様々な方法で入手出来るからこそ既に獲得済みの楽天ポイントについては、楽天グループまたは提携企業のサービスを利用した結果であって、特典としての意味合いが強いです。

    楽天ポイントの現金化は3系統の方法がある

    楽天ポイントを現金化するためには、3系統の方法があります。

    1. 楽天ポイントを使って楽天市場内で購入した商品を買取店へ持ち込み現金化する
    2. 楽天商品券販売センターを利用して商品券を購入して買取店へ持ち込み現金化する
    3. 楽天edyにより提携店にて購入した商品を買取店へ持ち込み現金化する

    上記3つの方法が基本的な楽天ポイント現金化手法ですが、楽天ポイントを別の商品に変えてから買取依頼するという点は共通しています。

    時間があるなら楽天商品券販売センターを利用してみよう

    時間があるなら楽天商品券販売センターを利用してみよう
    通信販売という性質上、楽天商品券販売センターにて購入した商品券やチケットは、届くまでに数日時間を要するという点に注意が必要です。
    株式会社エム・ケー・ケーは古物商営業許可を得ているので、楽天市場の中で正式に商品券の販売を行っていますが、クレジットカードは利用できず楽天ポイントによる購入は可能となっています。
    他の商品券販売サイトとは異なり、以下のような複数種類のチケットを扱っている点が特殊です。

    • 新幹線回数券
    • 信販系ギフトカード各種
    • ジェフグルメカード
    • 全国百貨店共通商品券
    • 各種株主特別優待券
    • ビール共通券
    • 全国共通図書カード各種
    • 普通切手

    中でも新幹線回数券・ジェフグルメカード・各種株主特別優待券を取り扱っている点は、現金化を行う上で選択肢が広がります。
    新幹線回数券は東海道新幹線の東京~名古屋・京都・新大阪という区間限定であって、各種株主特別優待券にはJR東日本が入っているので、エリアごとに使い分けると良いです。
    また、ジェフグルメカードは、使い切れない分については釣り銭が戻ることから、持っているだけでも損はありません。

    ジェフグルメカードの取扱がある点で制限が緩いと分かる

    楽天商品券販売センターを楽天ポイントで利用することに関して、取扱商品の中にジェフグルメカードが含まれていることが、現金化に対していかに寛容か示していると考えられます。
    なぜなら、一般的な商品券や金券に関しては釣り銭を渡すことが「払い戻し換金」という扱いとなるために認められていないからです。
    ジェフグルメカードに関しては、少額の釣り銭のみに対しては例外的に払い戻し換金を認めるという規定に基づき行われていますが、他の商品券とは大きく異なるポイントとなります。

    ジェフグルメカードが釣り銭を出せる理由として、500円券のみしか販売されていないので、最大でも釣り銭は払い戻し換金の結果として499円以下となるからです。
    楽天商品券販売センターでジェフグルメカードを販売している時点で、クレジットカード決済のみを禁止することにより楽天ポイントによる購入では払い戻し換金が起きても良いと考えている制限の緩さが分かります。

    楽天edyを利用すれば最短即日現金化が可能

    楽天edyを利用すれば最短即日現金化が可能
    楽天edyを利用した楽天ポイントの現金化ならば、最短即日現金化が可能です。
    なぜなら、楽天ポイントから楽天edyへの交換を行えば、楽天edy経由で好きな商品を購入出来るからです。
    楽天edyへのチャージ方法は複数ありますが、楽天カード経由でのクレジットカードによるチャージは月5万円以下に制限されています。
    5万円を超える金額のシャージを行いたい場合には、楽天ポイントを楽天edyへチャージする方法を使うか、現金チャージを選ぶしかありません。
    このため、現金化を行う前提ならば楽天ポイントからのチャージ楽天カードからのチャージの2種類を組み合わせると最大額を狙えます。

    楽天edyなら楽天カードと楽天ポイント両方からチャージ可能

    楽天edyは、楽天カードと楽天ポイント療法からのチャージが可能ですが、楽天カードからのチャージ額は月5万円が上限です。
    また、初めて楽天edyへのチャージを行う際には、不正利用防止のために初チャージから7日以内は手続きから最大2日チャージ反映までにかかります。

    このため、楽天edyへのチャージを即日行いたいと考えているならば、少額であっても事前に楽天edyへのチャージを済ませてから7日以上経過させておく必要があるわけです。

    楽天edyで購入した商品を即座に返品する

    楽天ポイントを現金化する際に楽天edyへチャージした際には、購入した商品を即座に返品するという方法で現金化する方法があります。
    同じ店舗で何度も行うことは単なる威力業務妨害とされかねないものの、楽天edyは電子マネーであって、電子マネーで購入した商品に対する返品処理をシステムが対応していない場合には、現金による返金処理が行われるわけです。

    有名な所ではドン・キホーテが電子マネー購入品の返金処理を現金で行っていますが、店舗で導入している端末により返品処理有無が決まるので、システム入れ替えまでの期間限定という程度に考えておかなければなりません。
    購入商品を買取店に持ち込むと中古品という扱いとなるので、換金率が7割程度まで落ちますが、楽天edyで購入した商品の即日返品については購入取り消しとなるために現金化率は100%です
    。店舗にとっては迷惑行為となるので、2度と利用しないという店舗以外では実質的に返品による現金化は行なえません。

    楽天edy買取業者を利用する

    楽天edy買取専門業者を利用すれば、額面の60%~70%程度での買取が可能です。
    楽天カードまたは楽天ポイント経由でチャージした楽天edyは、現金化を行う際に購入商品を買取店へ持ち込んでもやはり70%程度の査定額が一般的となっています。

    楽天edy買取業者を使えば1度の手続きで商品購入決済を行うだけで現金化出来る手軽さと即日現金化出来るというメリットがあるわけです。
    換金率のみを考えれば、楽天edyによる返品や楽天商品券販売センター経由での新幹線回数券購入といった方法がありますが、手間と時間を考えて決めることが出来ます。
    安全性を確保しつつ即日楽天ポイントを現金化したいなら、楽天edy買取専門業者に任せると良いです。

    楽天ポイントの現金化は即日と数日で方法が変わる

    楽天ポイントの現金化は即日と数日で方法が変わる
    楽天ポイントを現金化するためには、即日現金化出来る方法は限られていて楽天edy経由で行うしかありません。
    日数をかけても良ければ、楽天商品券販売センターを利用する方法がありますが、楽天カードをクレジットカード現金化するよりも遥かに低リスクで行う方法が少なくありません。
    手間と時間をかけて確実に楽天ポイントを現金化するか、リスクを取って即日現金化するか本人が自由に選べます。